空き家を放置すると、市区町村から指導や勧告が来ることがある。
勧告を受けると、固定資産税が高くなる場合がある。
動くのは、傷みが出る前が楽だと思う。
前回は、相続登記の義務化を調べた。
名義を確かめたら、次に気になるのが「空き家を放置したらどうなるか」だ。
私の実家は、いまは母が住んでいて、空き家ではない。
でも、築49年の家なので、いつか空き家になる日を想像しておきたい。
調べた範囲で書いている。制度の当てはまりは、市区町村や専門家に確認してほしい。
法律が変わったって本当?

国土交通省の案内では、空き家対策の法律(空家法)が改正されて、2023年12月13日に施行された。
空き家を放置しないよう、早めに動ける仕組みが増えたようだ。
空家法(あきやほう)…空き家の管理や活用、危ない空き家への対応を決めた法律。
「特定空家」と「管理不全空家」の違い

| 呼び方 | どんな状態? |
|---|---|
| 特定空家 | 安全・衛生・景観などで、まわりに悪い影響が出ている状態 |
| 管理不全空家 | 管理が足りず、放置すると特定空家になりそうな状態 |
たとえば、窓や壁が壊れている、屋根材が飛びそう、といった状態が例にあがる。
「まだ大丈夫」と思っていても、放置が続くと、この2つに近づくことがあるようだ。
放置すると、何が起きる?

調べた流れは、次のとおり。
- 1市区町村から、助言や指導が来る
- 2直らないと、勧告が出ることがある
- 3勧告を受けると、固定資産税の軽減が外れる場合がある
- 4さらに放置すると、命令や、行政による強制的な撤去につながることもある
固定資産税は、家の土地が「住宅用地の特例」で軽くなっていることが多い。勧告で、この軽減が外れると、税額が大きく上がる場合がある(最大で6倍と紹介されることがある)。
実際の税額は、土地の広さや自治体で変わる。
心配なときは、市区町村の税の窓口に聞くのが確実だと思う。
放置しないための、先にできること

- ☑ 定期的に、風通しと見回りをする
- ☑ 庭の草木や、ごみが増えていないか見る
- ☑ 窓・屋根・外壁の傷みを、早めに直す
- ☑ 近くの人に、連絡先を伝えておく
- ☑ 管理が難しければ、管理サービスも調べる
遠くに住んでいると、見回りが大変になる。
そんなときは、管理を代わりにやってくれるサービスもある。
手放す・活かす方法もある

政府の案内などでは、次のような方法が紹介されている。
- ☑ 自治体の「空き家バンク」に登録して、貸す・売る
- ☑ 空き家の管理や活用を手伝う法人(支援法人)に相談する
- ☑ 相続した空き家を売るとき、税の特別控除が使える場合がある
特別控除は、条件が細かい。国税庁の案内や、税理士などに確認してほしい。
売る・貸す・残すの考え方は、実家は売る?貸す?残す?や、使わない実家・空き家の管理にまとめた。
こうなったらいいな、という未来

傷む前に動けば、まわりに迷惑をかけずにすむ。
思わぬ税の負担や、行政からの通知に慌てることも、減らせそうだ。
家を「重荷」ではなく、「選べる財産」として考えられる。
子どものいない私は、あとに迷惑を残さないことを大事にしたい。
まず1つだけ、実家の状態を、ゆっくり見ておくところから始めたい。
よくある疑問
Q. 空き家になったら、すぐ勧告される?
A. 空き家になっただけで、すぐ勧告されるわけではないようだ。管理が足りず、周りに影響が出そうな状態が対象になる。
Q. 自分の家が対象か、どう調べる?
A. 市区町村の空き家担当の窓口に聞くのが早い。名称は自治体で違うので、まず代表の窓口に聞くといいと思う。
Q. 遠くに住んでいて、見回れない。どうしたらいい?
A. 管理を代わりにしてくれるサービスがある。費用や内容は会社で違うので、複数に確認するのがよさそうだ。
まとめ
空き家を放置すると、指導や勧告につながることがある。
勧告を受けると、固定資産税の軽減が外れる場合がある。
傷む前に、見回りや相談を始めるのが、いちばん楽だと思う。
次回も、調べて分かったことを書いていく。

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